ヤリたい季節
●「したい」気分は季節ごとによって違うってホント?
人間は年がら年中発情している動物ですが、さすがの人間の性欲にも、季節や時間帯によって、多少の違いはあるようです。
フランスで行われた調査によると、性欲に大きな影響を与える男性ホルモンの分泌量は、5月には17時頃にピークを迎え、11月には14時頃がピークになるといいます。
要するに、はるは起床時から午前中にかけて性欲が高まり、秋はランチを食べた後に性欲が強くなるということですね。
また、日本不妊学会の報告によると、男性の精子数には、かなりの季節変動があり、おおむね「気温が下がっていくと、精子が増える」傾向があることが分かっています。
ただし、精子が増えたとしても、それが直接的に性欲に直結するかどうかは解明されていません。
また、北部フィンランドで既婚女性約6,000人を対象にして、5年間調査したところ、5月から7月にかけて妊娠する人が最も多く、1月から2月は最低でした。
フィンランド北部は、冬季は日照時間が極端に短くなります。
日照時間が短いと性ホルモンが刺激されないため、避妊率も低くなると見られています。
ただし、人間が避妊する動機には、経済的・社会的な条件も加味されるため、
必ずしも性衝動とは関係がないという指摘もあります。
人間は個体差が大きい動物であり、また社会的条件によってその行動は大きく左右されます。
こういう統計調査からだけでは季節と性欲の因果関係を完全に証明するのは難しいでしょう。